子どもはあっという間に大きくなり、すぐに服が着られなくなってしまいますよね。
そんな時に便利なのが「古着(おさがり)」です。メルカリやフリマ、知人からのおさがりなど、手軽に手に入る古着は、家計にも環境にも優しい選択です。
でも、いざ古着を着せようとすると「ちょっとニオイが気になる」「シミがある」「肌に合うか心配…」など、気になることも多いのではないでしょうか?
今回は、子供服の古着をきれいにお手入れして、気持ちよく着せる方法をご紹介します。初心者の方でもできる簡単なコツや保管方法まで、まとめてチェックしていきましょう!
1. 古着を着せる前にまずやること
古着を手に入れたら、まずは必ず一度洗濯しましょう。見た目はきれいでも、保管中にホコリやニオイが付いていることがあります。
▶ 香りやニオイが気になる場合は…
- 重曹を溶かしたぬるま湯に30分つけ置き
- 酸素系漂白剤を使って除菌&ニオイケア
- 無香料洗剤で2回洗い(柔軟剤は控えめに)
※柔軟剤の香りが残りすぎると、子どもの肌に刺激になることがあるので注意。
2. 気になるシミ・黄ばみの落とし方
「まだまだ着られそうだけど、シミが目立つ…」という古着も、お手入れ次第で復活することがあります。
▶ 食べこぼしや汗じみの場合
- 酸素系漂白剤+40℃程度のお湯でつけ置き(30分〜1時間)
- ガンコなシミには、食器用洗剤+重曹+歯ブラシで軽くたたくと◎
▶ 黄ばみ対策に
- 太陽光での天日干しもおすすめ(紫外線で漂白効果)
※塩素系漂白剤は色柄が落ちる可能性があるため、基本的には避けましょう。
3. 古着をふんわり仕上げる洗濯術
古着は新品と違って繊維が傷んでいる可能性があるので、できるだけやさしく洗いましょう。
▶ 洗濯ネットに入れる
ニットや薄手のロンT、ワンピースなどはネットに入れてから洗うと型崩れを防げます。
乾燥方法
風通しの良い場所で自然乾燥すると、ふんわり仕上がりやすいです。また乾燥機を使う場合は低温設定で乾かすと、生地が縮んだり硬くなったりしにくいです。

4. 古着の保管方法にもひと工夫
きれいに洗った子供服を長く使うためには、保管方法もとても大切。湿気・虫・ホコリを避けるためのポイントをおさえておきましょう。
▶ 収納前に完全に乾かす
少しでも湿気が残っていると、カビや黄ばみの原因に。乾燥機 or 風通しの良い場所で完全に乾かしましょう。
▶ シーズンオフの服は密閉保管
- 透明な衣装ケース or ジップ付き袋で収納
- 防虫剤や乾燥剤を一緒に入れると◎
▶ ラベルを貼ってサイズ別に管理
「90cm夏服」「100cm冬服」など、サイズと季節を明記すると探しやすくなります。
5.お手入れに最適な洗剤
【消臭・つけ置き用】ニオイ&菌対策に
商品名 | 用途 | ポイント |
---|---|---|
重曹 | ニオイ取り・つけ置き用 | 食用グレードならより安心 |
クエン酸 | 柔軟剤代わりにも使える | 重曹と併用OK(ただし別工程で) |
オキシクリーン | 黄ばみ・カビ・ニオイ対策 | 40℃以上のお湯で効果UP |
私はオキシクリーンを利用しています。
買った服を20分程つけ置きしておけば古着の独特なニオイも無くなるのでオススメ!
まとめ|お手入れすれば古着はもっと楽しめる
古着の子供服は、ただ「安くてお得」なだけでなく、きちんとお手入れすれば新品以上に価値があるものになります。
汚れを落とし、肌にやさしく仕上げ、清潔に保管することで、兄弟姉妹でのリレーやメルカリへの再出品も可能になります。
お気に入りの服を長く大切に着る。
それは、お子さんにとってもきっと素敵な思い出になるはずです